2015年3月23日月曜日

台湾に行ってきたわん②

2日目に台北市内を散策してみました。

台北の交通事情として
①バイクが多い(3人乗りしてる人もたまに見かける)
②運転がなかなかスリリング
という事を感じました。
日本よりもワイルドという感じです。




台北市内の建物は年季が入っている物が多く、そして密度が濃い。




印象的だったのが、年季の入った建物は大抵窓にブラケットを設けて、その上に格子などを取り付けて独自にカスタマイズしているという所でした。


ブラケット(棚受け)


その取り付けられた格子が窓によってそれぞれ種類が違うので、建物に面白い表情を作り出していました。

一見どこにでもあるようなビルですが、個性的な格子たちによって住人たちの生活感を感じれるような気がします。


あと、都会なのに緑がとても多い。
街路樹もたくさん植えられていますし、ビルのベランダや屋上にもたくさん植物が植えられています。
このビルなんか屋上にモッサー植物が植えられています。


しばらく歩いていると近代的な建築物が現れてきました。
裁判所のようです。
相当お金を掛けて作られたとみられる重厚な建物でした。
やっぱり権威のある場所はきっちりと作られるんですね。


その付近にもモダニズム建築っぽいのがありました。
これらも国の機関の建物っぽいです。






そして更に歩いていると・・・

台湾総督府庁舎が現れました。
どでかい!
そしてキレイ!とても立派に建ち振舞っております。
竣工したのはおよそ100年前ですが現在も改修などを経て利用され続けております。

歴史的価値のたくさん詰まった建築物を大切に使い続ける台湾の方々はエライと思いました。


公園にいたリスちゃん

かわいい♡


という感じで台北市の一部を散策したら次の目的地へ行くために台湾版新幹線の「高鐵」に乗りました。

台湾で観光すると交通費は安く済みます。
電車の金額は大体日本の1/3くらいだったような気がします。
なのでちょっと遠くても気軽に行けちゃいます。

ビュンビュン走るぜ働くくるーまー♪


という感じで鼻歌を口ずさみながら快適な鉄道の旅を楽しんでいたのも束の間。

ここで私またしても大きなミスを犯してしまいます。


なんとパスポート入のセカンドバッグを電車の中に忘れて降りてしまうのでした。


目的地の駅に着いた時は既に後の祭り状態でどうすればよいのか一瞬パニックになりかけました。
しかしその瞬間ある偉人の言葉が脳裏を過ぎったのです。


「は~い。慌てない。一休み一休み。」


その言葉を思い出したとき私の頭の中でポクポクチーンする事ができて落ち着きをなんとか取り戻すことができました。
ありがとう一休さん!!

とりあえず中国語は喋れないんですが漢字で書けば伝わると思い、フリップボードに以下のように書いて駅員さんに伝えました。


若いお兄さんの駅員さんで、最初は「?」という感じでしたが次第に「あ~!忘れ物か!」って感じで理解してくれたようでどこかに電話を掛けてくれました。
それで受話器を渡されて話してみると、何やら女性が中国語で話しかけてきたのですがよくわからなかったので、たどたどしい英語で忘れ物したことを伝えるとなんとか通じました。

それでしばらく駅で待っていたら先ほどの電話相手と思われる女性の駅員さんがやってきて英語で「カバンあったよ!でもここに持ってくるのは夕方五時以降になるからそれ以降に取りに来て!」って言われました。

夕方五時以降にまた駅に戻ると無事私のパスポート入りバッグは届いておりました。
本当助かりました。
もしあの時駅員さんたちが親切に取り扱ってくれていなかったらまだ台湾にいたかもしれません(笑)

親切な駅員さんたちで助かりました。


お礼に近くにあったスーパーで菓子パンとジュースを買って渡しました。

かなり焦りましたが今となってはいい思い出だし貴重な体験をできたなーと思います。

皆さんも台湾でトラブルがあったときは、とりあえず紙に漢字を書いて誰かに助けを求めてみましょう。台湾の方は親切な方が多いのできっと助けてくれるはずです。



それにしても今回の旅はトラブルが多く、前日の夜も宿泊先の住所を書いた紙を無くして台北市内を彷徨ったりしちゃいました。

旅にトラブルは付き物といいますがこんなに沢山起こるとは。(自分のせい)

これもきっと見知らぬ土地に飛び込んで行く事の醍醐味の一つなのかもしれませんね。




③に続きます。




次回は「宜蘭縣庁舎(象設計集団)」という建物を見学した話だよ!!サイツェン!!


2 件のコメント:

  1. 教祖さま、無事にパスポートがお手元に戻ったとのこと、安心しました。
    それもこれも教祖さまの日頃の行いの賜物と一休さんのおかげですね。
    これからは一休さんにも祈りを捧げたいと思います。

    言葉の通じない土地で、親切にしていただけると本当に嬉しいですよね。私も日々の仕事のなかで、困っている旅行者にどんどん声をかけていくように心がけます。

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  2. エツさん
    無くしたときは焦りましたが世の中には良い人がたくさんいる事を知っていたので必ず戻ってくると思いました。
    「良いことをすれば良いことが帰って来る」とよく言いますが、きっとこのような好循環から成り立っているのかもしれませんね。
    私もこれからは一休さんに「好き好き好き好き好きっ好きっ!あーいーしてーるっ♪」と祈りを捧げようと思います。

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